これまでに寄せられた質問から厳選
FAQ
初めてコンテナハウスの建築をご検討されている方へ向けて、不安や疑問を軽減できるよう、これまでに寄せられた質問内容と回答をご紹介しておりますので、ご不明点がある際はぜひご参照ください。新たな選択肢として注目を集めている、コンテナハウスのオーダーを全国から受け付けており、ご相談や概算見積りは無料で行っているため、気軽にお問い合わせいただけます。
基本構造・定義について
- コンテナハウスって、海上輸送に使うコンテナをそのまま住宅にするんですか?
- いいえ。建築専用に設計・製造された「建築用新造コンテナ」を使用するのが正しい方法です。海上輸送用の中古コンテナは耐久性や、材質の法適合性の観点から使用を控えています。
- コンテナハウスは建築物として認められますか?
- はい。建築用新造コンテナは建築基準法に適合しており、建築確認申請を経て正式な建築物として認可されます。
- コンテナハウスの構造は木造とは違うのですか?
- はい。JIS鋼材を使用した鉄骨構造で、高い強度と耐久性を持っています。鉄骨造の一種に分類され、重量鉄骨造になります。
- 何個のコンテナで家を作るのが一般的ですか?
- 一般的な家では、1~4個を基本ユニットとし、必要に応じて5個以上で構成するプランも可能です。
- 一つのコンテナの広さはどれくらいですか?
- 一般的には幅2.4m × 長さ6〜12m(20ft〜40ft)です。高さは約2.6mほどですが、ハイキューブ仕様は約2.9mになります。
法規・申請について
- コンテナハウスに建築確認は必要ですか?
- はい。通常の住宅と同様に建築確認申請が必要です。もちろん申請業務も対応しております。
- 固定資産税はかかりますか?
- はい。基礎を有する建築物として認定されるため、固定資産税が課税されます。
- コンテナを置くだけなら申請は不要ですか?
- 用途によります。単なる物置であっても大きさや設置状況によっては申請が必要になる場合があります。行政への確認が必要でしょう。
- 接道義務はありますか?
- はい。都市計画区域内に建築する場合は建築基準法上、道路に2m以上接している敷地でなければ建築できません。都市計画区域外では接道義務はありません。
- 建ぺい率や容積率も関係しますか?
- はい。通常の住宅と同じように、敷地の用途地域に基づいて制限がありますので、それを確認して進めることが必要です。
性能・快適性について
- 夏は暑くないですか?
- 断熱材をしっかり施工すれば、一般住宅と変わらない快適性が得られます。
- 冬は寒くないですか?
- 断熱施工や二重窓、床暖房などで十分な断熱性能が確保可能です。
- 防音性はありますか?
- 外壁+内装材により、一般的な木造住宅以上の遮音性能も可能です。
- 耐震性能はありますか?
- はい。剛構造というラーメン構造で作られています。建築基準法上の耐震性能以上の耐震性を持っています。
- 雨漏りしませんか?
- きちんとした施工がなされていれば、雨漏りの心配はありませんが、耐候性の理由からオーバールーフの施工を推奨しています。
コスト・予算について
- コンテナハウスはいくらくらいかかりますか?
- 大きな基準で言いますと坪単価で80万円/坪から120万/坪程度(2025年7月時点)ですが、装備、グレード、PLANによってかなり幅が出ます。
- 通常の住宅と比べて安いのですか?
- 必要なものは一般の建物と変わりませんので大きな差はないのですが、工法による差としては、木造<コンテナ建築<在来の鉄骨造<RC建築というイメージです。
- 見積もりは無料ですか?
- はい。現地調査やプラン提案も含めて無料で行っております。
- ローンは組めますか?
- はい。条件を満たせば住宅ローンの対象になります。詳細はご相談ください。
- 維持費は高くなりますか?
- 特別高いわけではありませんが、防錆処理や塗装のメンテナンスは定期的に必要です。
設計・施工・アレンジについて
- コンテナのサイズは選べますか?
- はい。20ft、40ftをベースに、お客様のご要望に応じてカスタマイズ可能です。ただし40ftはそれなりに大きな道路沿いでないと搬入に支障が出ることが多いです。
- 屋上テラスはつけられますか?
- はい。構造補強を施すことで屋上利用も可能です。
- 2階建てにできますか?
- はい。構造計算に基づき、2階建て・3階建ても実現可能ですが、建物の用途によっては「耐火建築」を要求される場合もありますので、ご相談ください。
- 地下はつくれますか?
- 条件により可能ですが、コストと法規上の対応が必要になりますし、地下部分の構造は基本RCになります。
- 外装はどんな仕上げになりますか?
- 鉄板(コンテナ用コルゲートパネル)むき出しが最も標準ですが、木張りやモルタル仕上げなども自由にアレンジできます。
施工・納期・現場について
- 工期はどのくらいかかりますか?
- 通常はプラン確定後、3〜4ヶ月ほどでお引渡しが可能です。
- 現地施工はどの程度ありますか?
- 工法によりますが、多くの工程は工場で完了し、現地では基礎工事と接続作業が主という方法と、内装工事等は現地で行うことも多いです。
- 全国対応できますか?
- 全国対応、致しております。
- 離島や山間部にも対応できますか?
- 離島対応(不可能な島もありますがご相談ください)、「限界集落」対応、「別荘地」対応も致しております。
- トレーラーでの搬入は難しいですか?
- 敷地条件により異なります。事前調査で搬入ルートを確認いたします。
用途・ライフスタイル別
- ガレージ付き住宅にもできますか?
- はい。ビルトインガレージとの組み合わせも人気です。
- 宿泊施設としての展開も可能ですか?
- はい。グランピング施設やホテルとしての実績もあります。
- 住居として使えますか?
- もちろんです。住宅としての用途に完全対応しています。
- カフェや店舗にも使えますか?
- はい。飲食店・物販店・美容室など多用途で実績があります。
- オフィスや事務所としての利用もできますか?
- はい。内装・空調を整えれば快適なワークスペースとして活用できます。
アフターサポート・保証・メンテナンス
- 保証はありますか?
- はい。構造や設備ごとに保証内容を設定しております。
- メンテナンスは必要ですか?
- 外装塗装や鉄部の錆対策など、定期的なメンテナンスを推奨しています。
- 建てたあとに増築できますか?
- はい。敷地の方的余裕があれば、コンテナの特性を活かして、柔軟な増築が可能です。
- 移設することはできますか?
- はい。設計段階から移設を想定した構造にすることで、対応可能です。
- リフォームもできますか?
- はい。内装・外装・設備を含め、自由度高く改装できます。
その他・イメージに関する質問
- コンテナハウスは狭く感じませんか?
- 工夫次第で開放感のある空間がつくれます。天井を高くしたり、窓を大きく取ることや、窓外に「デッキ」を作ることなどで改善可能です。
- 錆びたりしませんか?
- 適切な防錆処理と塗装を行えば、長期間耐久性を保てます。
- 防犯性はどうですか?
- 通常の住宅と同様に、施錠・防犯カメラ・センサーライト等を組み合わせて対策可能です。
- デザインの自由度はありますか?
- はい。外観も内装も自由設計が可能で、モダンから和風まで幅広いデザインに対応します。
- 環境にやさしい建築ですか?
- 省資源・省施工・再利用性が高く、エコな建築形態とされています。本体は「鉄」です。「鉄」は完全リサイクル可能素材です。
将来性・制度・その他
- 資産価値はつきますか?
- はい。建築確認済の建物として、固定資産評価の対象になります。
- 移住や二拠点生活にも向いていますか?
- はい。短工期・移設可能という特性から、移住者向け住宅、二拠点生活者の住まいとしての需要も高まっています。
- 長期的に住むことは可能ですか?
- もちろんです。構造計算と断熱施工をしっかり行えば、快適な住まいになりますので永住用の住まいとして問題ありません。
- 災害時の仮設住宅として使えますか?
- はい。迅速な設置と可搬性から、自治体向けの災害対策住宅としても採用が増えています。
- セルフビルドは可能ですか?
- はい。「建築確認付きセルフビルドシステム」もご用意しています。自分で建てたい方にも正規ルートでの実現を支援しています。